ホルコンは遠隔でも顔認証でもない！養分でも理解できる話

爆サイをみてると…

負けた客が「ホルコンで当たりを制御してる」「ホルコンで500枚以上でないように設定してある」といった恥ずかしい意見を書き散らかしているのをよく見ます。
そもそもホルコンとは売り上げを管理したり、ゴトなどに気づくための異常検知を担っている装置です。けして遠隔や顔認証装置ではありません。
上記のような発言をしたことがある人はよぉーく肝に銘じたほうがいいです。


養分思考すぎて恥ずかしい。笑


この記事をしっかりと読んで間違った認識を正し、恥ずかしくないパチンカーもしくはスロッターになりましょう。

ホルコンとは…

・台の稼働状況把握
・台のINとOUTの管理（売り上げ）
・出玉の異常検知（ゴト対策・プロ対策）

上記の管理や情報収集をするのが目的の装置です。
決して遠隔操作をして出玉を制御したり、吸い込み枚数や獲得枚数をあらかじめ設定しておくものでもありません。

下記ではより詳しく説明していきます。

稼働状況把握とは…その台が1日の間でどれくらい遊戯してもらえたか？もしくはその機種がどれだけ遊戯してもらえたかを把握することができます。
このような情報を把握するとどのような利点がホールに生まれるのかといいますと…

台の増大もしくは減台候補の選定に役立ちます。もっと言ってしまえば新台と入れ替わる撤去台の選定にも使えます。

古い台でも適正台数でしっかり動いて利益に貢献しているのであれば残す価値がありますし、準新台でも人気がなく稼働が飛んでしまっているのであれば撤去せざる負えません。
限られた設置台数を上手くやりくりするために『稼働状況』を把握することはとても重要です。

出玉の異常検知はゴト行為の早期発見やパチプロ対策として役に立つ機能です。



ゴトにも色々ありますが…パチンコのブドウゴト（強力な磁石でブドウを作り、スターターに入りやすくするゴト）では通常遊戯中の出玉の減りが極端に少なくなります。ホルコンであらかじめ設定してある通常遊戯中の玉減りを遥かに凌駕している場合、ホルコンは異常を検知します。

異常検知によりゴトの早期発見に繋がってくるわけです。



またパチプロの排除にも役立ったりします。パチプロは保留3（もしくはステージ）で打ち出しを止めて玉を節約したり、ボーナス時はオーバー入賞を狙って一般客よりも多くの出玉を獲得したりします。
厳しいホールやグランドオープンしたてでプロを排除したいホールなどは、ホルコンの数値にてプロか一般客かを判断しているわけです。



ホルコンの異常検知を厳しくしすぎたせいで、通常遊戯にも関わらずゴトと疑われたという話もあります。
5号機の赤ドン雅という台でボーナスを連打した結果…ホルコンが異常を検知したということです。赤ドン雅は純増1.8枚のマイルドなARTがメインで、ボーナスは1/1260と非常に重い機種です。
ボーナスを3～4連したことにより、純増1.8枚ではありえない短期出玉だとホルコンが勘違いをして異常検知したのでしょう。

上記は異常検知を厳しくしすぎているホールの話で、一般的にはボーナスを連打しすぎたからといって疑われることはありません。

なぜ爆サイ民のような間違った解釈をしている人間が沢山いるのかというのが気になり、独自に調べてみました。

結果…上記画像のようなホルコン攻略打法といった詐欺商材を販売しているサイトに沢山行き着きました。

ホルコン攻略⇒ホルコンは客に何かをやっている…？⇒遠隔だっ！！

このような発想からホルコン＝遠隔（顔認証）という誤った考えが蔓延していったのかも知れません。

ホールコンピューター（ホルコン）についての誤解は解けたでしょうか？
ホルコンは客を苦しめるためのものではなく、ホールが健全な経営をしていくために必要な情報ツールというわけです。

負けたことをホルコンのせいにすることがいかに恥ずかしいことか理解できましたよね？

今日から負けたときは、自分の腕が悪かったと潔く敗北を認めるイケメンパチンカー、イケメンスロッターに生まれ変わりましょう。