グーグルアドセンスを取り入れているブロガーさんならわかると思うが、グーグルはたまに広告収入が増える最適化方法を教えてくれる。
私はその最適化方法に従い、AMP対応を取り入れてみた。
AMP対応とは簡単に言うと…スマホからGoogle検索でサイトを閲覧した場合、あなたのサイトが高速表示されますというもの。
なぜ高速化となるかというと、無駄な部分を取り除いた簡易ページ(必要な部分のみ)を表示するからである。
パチスロブログ界で1・2を争う高速化中毒者の私は特に調べもせずにプラグインを導入した。
※ AMP対応はプラグインを導入し、有効化するだけで完了する
その結果…
アクセス40%ダウン
アドセンス収入40%ダウン
このようなとんでもない事態に陥った。
AMP対応のメリット・デメリット
メリット |
---|
グーグル検索から来訪した場合、高速表示されるためユーザーの評価が上がる ※ヤフー検索では対応されない |
現時点では検索順位の決定事項になっていないが今後は検索順位に影響を及ぼす可能性がある |
デメリット |
AMP対応したページはAMP対応したアドセンスコードを設定し直す必要がある |
AMP対応したページが閲覧されてもアナリティクスにカウントされない ※別途対応すればアナリティクスにもカウントされる |
AMP対応を一度するとGoogle側のキャッシュに残るため、すぐには通常Verに戻すことはできない ※プラグインを削除して解除しても、Google側がキャッシュを再ロールするまでは404エラーが表示される |
つまり私のブログはアクセスと収入が40%ダウンしたのだが、実際にはアクセスは落ちておらず(アナリティクスに計上されていないだけ)、広告収入もちゃんと設定していれば通常通りだったということ。
40%という数値もGoogle検索から来た閲覧が全て死んだと考えれば納得(Yahooからの方がアクセスは若干多い)。
その二つの対策について調べたのだが…これがいかんせん面倒くさそうだったのでAMP対応は諦めた。
GoogleにAMP対応をやめたことを伝える方法
私がいくらプラグインを削除しても、簡単にはGoogle検索時のAMPページは戻らない。
ただ収入が減っている状況を黙ってもみすごすわけにはいかないので、特にアクセスが多いページのみ、解除してくれとGoogle側に通達した。
その方法は…update-ping
具体的な使い方は…
アドレス:http://sloryman-yobiko.com/test/
Googleに通達する方法:https://cdn.ampproject.org/update-ping/c/s/sloryman-yobiko.com/test/amp
上記のコマンドをURLバーに打ち込めば、指定したページは優先的にAMP解除される。
※私はアクセスが多い10ページ程を送信し、送信したページに関しては翌日の朝に通常ページに戻っていた。
総括
正直、AMP対応は現時点ではグーグル検索の評価基準にもなっていないし、手間などを考えると対応する必要はないと私は考える。
そもそもGoogle限定のクセにアドセンスコードの再設定やアナリティクス未対応など…Google内での横のつながりが弱すぎるところに憤怒しかけた。
そしてそんな粗末な対応を最適化案として出してきたことにもイラだちを隠せない。
AMP対応を実施しようとお考え中のブロガーさんは今一度メリットデメリットを把握し直すことをオススメする。