東京ディズニーリゾートにマーベルアトラクションはいつできる？

東京ディズニーランド、ディズニーシーは実は世界で唯一マーベル作品のアトラクションや施設が存在しないディズニーパークになります。

この記事ではなぜ東京ディズニーリゾートにはマーベルのアトラクションが登場しないのかについて説明します。

▼INDEX（タップでジャンプ）
世界のディズニーとマーベル
TDRとマーベル計画
マーベル仮装も禁止（ハロウィン）
仮に作るとしても制限が…
最後に

世界のディズニーとマーベル

▲INDEX

まず世界のディズニーに存在する、または今後建設されるマーベルアトラクションについて説明します。

フロリダ：ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー（2021年より）
カリフォルニア：ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アベンジャーズ（2021年より）、スパイダーマン（2021年より）
パリ：アベンジャーズ（未定）、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー（未定）
香港：アイアンマン、アントマン＆ワスプ
上海：マーベルシリーズ※
※グリーティングや展示、体験ができる施設

カリフォルニアには「アベンジャーズ・キャンパス」というマーベル専用のエリアが登場することが決定しています。

またカリフォルニアに続き、フランスのパリ、香港のディズニーにも順次マーベルエリアは登場していきます。

実は東京ディズニーリゾート以外のディズニーリゾートには『マーベルシリーズ』が登場済みであったり、登場計画がされているのです。

TDRとマーベル計画

▲INDEX

2021年現在、東京ディズニーリゾートにマーベルアトラクションやグリーティング施設等の建設予定はありません。

これは東京ディズニーリゾートを運営しているオリエンタルランドがマーベルについて計画を進めていないからです。
※ 日本のディズニーリゾートを運営しているのが株式会社オリエンタルランド。世界のディズニーリゾートを運営してるのがウォルト・ディズニー・カンパニーの傘下であるディズニー・パークス・エクスペリエンス・プロダクツ

つまりオリエンタルランドがGOサインを出せばマーベルの計画は始められるはずです。現時点でまったく計画がないのは、2021年に東京ディズニーリゾートに「ニューファンタジーランド」をオープン、2023年にディズニーシーに「ファンタジースプリングス」のオープンを予定しているため、予算やスケジューリングの兼ね合いで難しいからだと予想できます。

我々一般人が知りえない水面下でマーベルアトラクションやエリアについての話し合いが行われている可能性はありますが…現時点では東京ディズニーリゾートにマーベルは登場しないと断言できます。

マーベル仮装も禁止（ハロウィン）

▲INDEX

私自身が気になってオリエンタルランドに問い合わせをした内容なのですが、ハロウィンシーズンにおいても東京ディズニーリゾートではマーベルの仮装は認められていません。（問い合わせは2019年に実施）

2022年のディズニーハロウィーンからMCU作品（スパイダーマンを除く）の仮装が解禁されました。

東京ディズニーリゾートにマーベルエリアが登場する可能性が少しだけ上がったように感じます。

仮に作るとしても制限が…

▲INDEX

仮にオリエンタルランドがマーベル作品についてGOサインを出したとしても、いくつか制限がありそうです。

一番ネックとなる部分は…ユニバーサルスタジオジャパンに「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」が存在する点です。

少しアメリカの話をします。

カリフォルニアのディズニーはスパイダーマンやアベンジャーズなどの超人気マーベル作品のアトラクションが登場するのに対して、フロリダディズニーはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだけに留まっています。
この差はフロリダに「ユニバーサル・オーランド」が存在していることが起因しています。

簡単に説明するとユニバーサルオーランドの周囲で一部のマーベルキャラクター（スパイダーマン、Xメン、アベンジャーズ等）を使用することができないからです。

なのでフロリダディズニーでは、ユニバーサルオーランドで使用されていないガーディアンズオブギャラクシーのアトラクションだけを現在計画しているのです。

これを東京ディズニーリゾートに当てはめると…スパイダーマンのアトラクションを建設することはできないということになります。他にもユニバーサルスタジオジャパンの契約によっては、『MARVEL』というロゴも使用できない可能性があります。