夫がパチンコ、パチスロ好きでいくら負けてるかわからない…。
負けてるのなら今すぐにでも辞めてもらいたい。
こんな問題にお困りの奥様も少なくはないと思います。
パチンコ、パチスロで勝つことに特化しているブログは数多くありますが…足を洗わせる方法を書いてあるブログというのは中々みつかりません。
私はスロリーマン予備校の講師です。
勝ちたいと願うサラリーマンの指針となるべき存在ですが、勝ち組になることができなかった方々に引導を渡すのも私の責務かと思い、今回の記事を書かせて頂きます。
自分の夫は勝ち組み?負け組?
自分の旦那がパチンコ、パチスロにおいて勝ち組であるのならば、私から言えることは一つだけです。
「趣味を認めてあげてください」
この一言に尽きます。
問題なのは負け組パチンカス。
では自分の夫が負け組であるのか、勝ち組であるのかはどうやって判断すればいいのか。
これはたった2つの質問でわかります。
質問1:「収支どうなってんの?」
大抵の人はこの問いに関して「勝ってる」「トータルでは勝ってる」とか言うでしょう。
「負けてる」と素直に認めた場合は次のステップに進んでください。
質問2:「じゃあ収支表みせてよ」
パチをする人間において、収支をつけない勝ち組は存在しません。
収支をつけてない時点で、どんなに口で勝っていると伝えようと、その言葉に効力はありません。
たった2つの質問で勝ち組負け組がわかってしまうのです。
といいますかパチンコ、パチスロをやる人間の95%は負け組なのだから、こんな質問すら必要ないんですけどね。笑
現実を突きつける
では本題に入ります。どうしたらパチンカスを卒業させることができるのか。
いくら負けているという現実をつきつければいいのです。
収支をつけ始めればいいのですよ。
奥様がね!
これは旦那に収支をつけさせても無駄です。今までの長い間パチンコ屋に金を垂れ流してきた人間が、今から収支をつけ始めても説得力はありません。
パチンコを続けるために収支表を捏造する可能性も高いです。
では旦那の収支をどうやってつければいいのか?
完全管理体制
人の収支を管理するというのは難しいです。パチンコ屋に行く前の財布残高を調べておいても、帰りにATMで補充されたら勝ち報告に捏造できますからね。
私が提唱する完全管理体制なら、ほぼ完璧に旦那の収支を把握できます。
1.キャッシュカードの全没収
2.新規キャッシュカードの貸与(残高0円)
※ネットバンキング済
3.パチ屋へ行く前の財布残高チェック
この3つを認めなければパチ屋へ行くことを認めないとすればよいのです。逆にこの3つを認めるならいつでもパチンコ屋にいっていいという旦那への配慮もしてあげてください。
1.キャッシュカードの全没収
キャッシュカードを没収する理由は上でも書きましたが、捏造を防止する目的です。
2.新規キャッシュカードの貸与(残高0円)
新規のキャッシュカードを用意してあげるのは、出張等の急な入用の場合のためです。ビジネスマンは急に出張へ行かなくてはいけない場合もケースとして少なくありません。
そんな時にキャッシュカードを持たず、財布の残高も心苦しければ現地で食事をすることもできなくなります。必ず用意してあげてください。
3.パチ屋へ行く前の財布残高チェック
これからは旦那のパチ収支は奥様が管理されます。いくら持って行って、帰ってきた時はいくらになっているのかをチェックして下さい。
収支の管理はEXCELでも、スマホアプリでも問題ありません。
もしかしたら貯玉してきた等のゴネを言う可能性がありますが、奥様は実質的なお金の出入りだけチェックすればいいです。
貯玉したのなら、次回はお金が減らないんですから。
結果を突きつけるのは1年後
完全管理体制の元で旦那の収支を管理しはじめました。では負け組であるという現実をいつ突きつければよいのでしょうか?
とりあえず1年くらい長い目で見守ってあげましょう。かなり厳しい条件を一方的に押しつけているので、そこは旦那への配慮が必要です。
あまりにも収支がズタボロな場合は早急に突きつけても問題ありません。
こんな場合は…
収支をつけ始めたら、意外や意外!
勝ってやがる…こんなレアなケースも存在するかもしれません。そんな場合は趣味として認めてあげる懐の深さも必要です。
・1年で収支がプラス
・負けてはいるがお小遣いの範囲内(月平均)
上記のどちらかに当てはまる旦那様は良識がある方です。パチンコ、パチスロで家庭を破滅に追い込むようなことはまずありません。
家庭を持つ男と言えどガス抜きは必要です。
寛大な心で趣味を認めてあげてください。
最後に
パチンコ、パチスロは完全なる悪なのかと言えば、私はNOと答えます。
適度に楽しむ分にはいいガス抜きとなるからです。
ただ適度に楽しめない人間が多いのが現実です。
パチンコ、パチスロで人生や家庭を壊す人も少なくはありません。依存症というのは家族一丸となって、取り組む必要がある問題だと私は考えます。
やみくもにパチンコをやめろと伝えても納得する男は一人もいません。いくら負けてるのかという現実をつきつけて自分の愚かさを分かってもらう…これが更生への適正ルートではないかと私は考えます。
最後にこれだけは約束して下さい。
収支を管理するようになると旦那の大勝報告を受ける場合があります。その時、絶対に「寿司につれていけ」「バッグを買って」という発言はやめてください。
旦那さんは窮屈な条件を飲んで、パチンコで遊んでいます。勝った金は全て旦那さんのものです。
自分の要求を押しつけるだけではいけません。完全管理体制を押しつけたのですから、旦那がパチンコに行きやすい空気を作ってあげる等の配慮はどうしても必要だということを忘れないでください。